• 徳島大学 大学院医歯薬学研究部
  • 徳島大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野

Department of Otorhinolaryngology-Head and Neck Surgery, Tokushima University Graduate School of Biomedical Sciences

医局写真

教室70周年記念祝賀会

徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室開講70周年記念祝賀会

武田憲昭

徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室は、1944年に白川吾一郎教授が開講され、昨年、開講70周年を迎えました。本来であれば、昨年、祝賀会を開催するべきところでしたが、今年に徳大病院の新外来棟が完成して徳大医学部と徳大病院の再開発が終了することになっていましたので、本年に70周年記念祝賀会を開催し、同時に新外来棟の見学会も開催することにさせていただきました。

本日は、多くの同門の先生にお集まりいただき、嬉しく思います。皆さんと一緒に、我々の徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室の開講70周年をお祝いしたいと思います。教室の長い歴史に思いをはせ、教室を発展させてこられた同門の先輩のご苦労に感謝したいと思います。同時に、教室の歴史の重みを忘れず、教室をさらに発展させていきたいと決意している次第です。

私が徳大に赴任して最初の目標は、耳鼻咽喉科の全ての担当範囲で国際標準の医療を行い、国際レベルの研究を行うことでした。この目標は最初の10年である程度は達成できたと思っています。その後、任期の後半には教室の臨床と研究のさらなる発展を図りつつ、次の、そして最終的な目標である人材育成に力を入れています。私の任期はあと6年半になりましたが、教室の将来を担う指導者をできるだけ多く育成したいと考えています。若い先生が徳大耳鼻科教室の歴史に自信を持ち、指導者となって次の10年、20年の教室の新しい歴史を作っていって欲しいと願っています。

本日は、教室の研究と臨床の現状について、後ほど報告がある予定です。研究については、耳鼻咽喉科の様々な研究分野で、決して物まねではない徳大耳鼻科オリジナルの研究を行い、国際学会と英文雑誌に報告していることにご注目いただきたいと思います。臨床では、様々な種類の手術を最新の機器を用いて行っていることにご注目いただきたいと思います。さらに、見学会にご出席できなかった同門先生のために、新外来棟の写真もご覧いただきます。60周年と比較して、教室の発展を実感していただければ幸いです。

徳大耳鼻科の今後の発展のためには、教室員、1人1人の自覚と努力が必要であることは言うまでもありません。が、それと同時に、同門の先生方の激励も欠かせません。同門会の先生方にはこれからも変わることのない教室へのご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、開講70周年のお祝いの言葉とさせていただきます。

徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室開講70周年記念祝賀会 式次第

平成27年10月25日(日)ホテルクレメント徳島
記念写真撮影 午後1時~ 5階 写真スタジオ
記念祝賀会 午後1時半~ 4階 クレメントホール

司会:徳島大学医学部耳鼻咽喉科准教授 阿部晃治

ご挨拶

徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室同門会会長 岡田修治

ご挨拶

徳島大学医学部耳鼻咽喉科教授 武田憲昭

乾杯

徳島県耳鼻咽喉科医会会長 高石 司

祝宴

スライド発表

最近の研究内容と成果

総務医長 北村嘉章

最近の手術手技・器械

病棟医長 佐藤 豪

新外来棟の紹介

外来医長 東 貴弘

万歳三唱

徳島大学医学部耳鼻咽喉科学教室同門会副会長 雫 俊一